最近は家族ネタとかで資材ネタが皆無でした
まぁ個人的にはそれはそれでいいのですが・・・・
とある県の入札方式について一言・・・・
そこはオープンブック方式(これでバレバレ)という方式で入札前に
下請けさんやら資材関係までガチガチに金額を決めて入札する方式
です まぁそれはそれでいいんですが・・・・・
建前上は入札金額をダンピングしても不当に下請けにしわ寄せをさせ
ないようにする、との目的です
まぁそれもいいでしょう
しかし・・・・
今回から始まった総合評価についてはちょっと疑問が・・・・・
総合評価とは国交省を含め最近増えてきた方式です
簡単に言いますと入札金額が低いだけでなく事前にその該当工事に
対する技術的提案(工期を短くとか、環境に影響を与えない方法とか
など民間のノウハウを提案する)を点数化して、また入札金額も点数
化して、両方併せて評価する方式です
このことは非常にいいことと思います
ただこの某県は・・・・
調査基準価格を割り込むと点数が上がる・・・・
という形式を採用した風変わりなところ
言葉ではわかりづらいのでサンプルです
そのとある県で工事が公告されました(公告とは県が公共工事を出しま
すからやりたい会社は後からで出くる条件や資料を見て何月何日まで
書類を持ってこい、後からチェックして連絡すっから・・・みたいなもの)
先程の指名条件や何やらはとばして行きます
予定価格 100,000,000-(税別)
つまり発注側でその工事を計算したら1億円だよッてことです
基本的に調査価格とは予定価格の70%-80%です
これは工事の内容、条件で変動します
仮に75%とすれば75%未満で調査基準価格です
つまり74,999,999-で入札すると調査の対象です
調査対象工事は非常に管理的にも厳しくなります まぁ当然と言えば
当然ですが、それはいつも受注した側だけ・・・
調査基準価格とはその金額以下で入札した業者に対してその金額の
正当性を調査する必要がある、と、ある意味問題性がある入札金額に
対するチェック機能です。最近の国交省などはこのラインで入札をくり
かえす業者等はその後の入札に参加させないなどのペナルティを課す
ことが出てきた時代にですよ・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
わかりづらいかもしれませんがある意味問題性のある金額を提示した
業者は点数上げてやるから、つまり落札できる可能性が高くなるよ、
だからみんなで安く入札しな、としかとれない変な方式です
その県の方々はきちんと管理している中で安く工事ができるのであれ
ば税金の無駄遣いでは無いからいい、とのたまわってます
この調査価格や予定価格の件についてはまた明日でも細かく説明
したいです・・・・
と思ったのですが整理するため時間下さい(7/31追記)
私的な感想から言わせてもらえればこの方式は単純に・・・
外面だけの為に低価格を助長している
本当の県民のことを考えていない方策です
建設業者とその家族も県民であることをお忘れか・・・
わかりづらいところもあるでしょう、リンクを張りました
皆さんの目で見てください
http://www.pref.miyagi.jp/keiyaku/kk79.htm
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/00/000414_.html
逆に思うところあればご意見下さい
最後にもう一つ・・・・
その管理をしている方々へ質問・・・
あなた達は土木施工技師や管理技術者の国家資格をお持ちですか?
お持ちでしょうね・・・きっと(嫌味)
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